ご挨拶のところにも記載しましたが、東京SPCマネジメント株式会社は、リスク管理重視などの立場から、斯界で初めて18号監査(現「保証業務3402監査」)を取得しています。
金融・経済の自由化、グローバル化により、当社の主要ビジネスである資産証券化に関わる事務管理サービスのビジネスチャンスが拡大していく一方、証券化に関わる法令や会計税務などのルールは複雑化してきております。
このような環境の中、当社としても、従来に増してリスク管理、すなわちリスクの把握とそのコントロールの重要性が高まってきております。
当社は、リスク管理を行う際の基本的事項を「リスク管理規程」として制定しています。この中で、リスク管理の基本的な考え方として、当社が管理すべきリスクの種類を特定したうえで、「リスク管理の基本方針」を策定すると共に、この基本方針に則り、適切な管理体制の整備とそのモニタリングをすることを定めています。
当社は、管理すべきリスクの種類を
に分類するとともに経済環境の変化に応じ、新たに発生したリスクを管理すべきリスクとして追加することとしています。
リスク管理体制としては、法務・コンプライアンス室をリスク管理担当部署として定め、各リスクを網羅的、体系的に管理することとしています。
以下に上記の7つのリスクの内容とそれらに対する主な管理手法について、簡潔にコメントします。